神奈川県秦野市の関野小児科内科クリニックです。秦野駅南口より徒歩5分。

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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  ミニ知識
No.105 子宮頸がん予防ワクチン

 日本では、子宮頸がんに年間約15000人がかかり、約3500人が死亡しています。30〜40歳代に多いのですが、最近では20歳代で増えています。

 子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルス(HPV)です。HPVは皮膚や粘膜にいるウイルスで、100種類以上もありますが、子宮頸がんに関係するハイリスク型HPVが16型と18型です。その検出率の合計は、世界的には約70%、日本でも約60%です。HPVは性交渉により感染しますが、感染してもほとんどが自然に排除されます。しかし、持続的に感染が続くと、子宮頸部の細胞が異常な形(異形成)となり、一部の人で治らずにがん化していくと考えられています。

 子宮頸がん予防ワクチンのサーバリックスはHPV16型および18型の感染予防のワクチンです。ワクチンで作られた抗体は、HPVが子宮頸部に感染することを予防します。抗体は6から8年間維持されているのが確認されていますが、20年は続くだろうと考えられています。接種対象は10歳以上の女性です。性交渉体験前に接種するのが最も効果的ですが、HPV消失後の再感染を防ぐことは可能です。

 今回、公費接種の対象は、中学1年生から高校1年生までです。高校2年生以上は私費で接種を受けられます。初回 (0か月)、1か月後、6か月後の合計3回の接種が必要です。副作用としては、筋肉注射部位の痛みや腫れが多いですが、一時的です。まれに注射後に失神が起こることがあります。

 なお、子宮頸がん予防ワクチンは、すでに感染しているHPVを排除したり、がんの進行を遅らせたりするものではありません。また、すべてのHPV感染を防ぐわけではありません。そのため、成人女性は子宮がん検診を定期的に受けることが重要です。

2011年3月1日


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