神奈川県秦野市の関野小児科内科クリニックです。秦野駅南口より徒歩5分。

【携帯サイト】携帯の方はこちら
神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
トップページ
お知らせ
診療案内
院長紹介
院長コラム
ミニ知識
交通アクセス
リンク
更新履歴

関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  ミニ知識
No.111 B型肝炎の母子感染予防

 B型肝炎ウイルス(HBV)は血液や体液を介して感染します。感染には一過性感染と持続感染があります。持続感染者(キャリア)の一部は慢性肝炎、肝硬変、肝がんを発症します。

 キャリアになる原因はほとんどが出産時に起こる母子感染です。新生児が出生時に感染すると、免疫が未熟でHBVを排除できないために、感染が持続します。特にHBe抗原陽性の母親から生まれた新生児は95%が感染し、85%がキャリアになります。

 キャリアをなくすために、1986年からHBe抗原陽性の母親から生まれた子どもを対象に母子感染予防事業が始まりました。1995年以降はHBe抗原の陽性陰性にかかわらず、HBs抗原陽性の母親から生まれた子どもはすべて母子感染予防の対象です。新生児には48時間以内にB型肝炎の抗体価の高い免疫グロブリンを注射し、2、3、5か月の時にB型肝炎ワクチンを接種します。これにより、母子感染の95%が防止されます。

 最近では性感染によるHBV感染症が増えているといわれています。母子感染予防対策では不十分です。海外では、すべての子どもにB型肝炎ワクチンが勧められています。

 *HBs抗原陽性:HBVに感染している状態を示します。
   HBe抗原陽性:HBVが大量で、感染力が強いことを示します。

2011年9月1日


↑ミニ知識トップ】 【←back】 【next→