神奈川県秦野市の関野小児科内科クリニックです。秦野駅南口より徒歩5分。

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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
インフルエンザワクチンの不足で思うこと

 今年の1月2月はインフルエンザの大流行で、インフルエンザの治療薬が足りなくなり、医療機関も患者さんも大変困りました。今度は、11月末より急にインフルエンザワクチンが足りなくなり、あちこちで希望者が接種を受けられない状況が起こっています。

 今シーズンのワクチン製造量は1445万本で、前シーズンの使用量の1.4倍です。それでも、現在不足しているのです。これは国の見込み違いと言わざるを得ません。この原因としては、3つあげられます。一番目は、厚生労働省が、SARS対策の一環で、症状の似たインフルエンザの流行阻止のためにワクチンを勧めたからです。その結果、企業や病院の従業員などで接種を受ける方が増えました。二番目は、公費のワクチン接種を新たに受ける65歳以上の方が増えたからです。三番目は、大流行だった昨シーズンにインフルエンザにかかった方、特に幼児と小学生が、早めにワクチンを受けたからです。結局、幼児から老人までワクチンを受ける人が増えたのです。

 今回のワクチン不足の結果、小学生で本来2回接種のところ、1回だけと断って接種を受けていただくことが生じました。すると、当然のことですが 「1回だけの接種で大丈夫ですか」 という質問が返ってきます。ところが、65歳以上では1回接種で有効というデータがあるのですが、それ以下の年齢ではデータがないのです。過去にインフルエンザにかかったかワクチンを受けたのなら、1回接種で免疫ができるかもしれませんと、説明しますが、本当に大丈夫なのかはわかりません。ぜひ、はっきりとした証拠となるデータを集めて発表していただきたいと思います。もし1回接種でよくなれば、どんなに楽になることでしょう。

 12月も半ばを過ぎて、インフルエンザの患者さんを診たという話が聞こえてきています。今年のワクチンの有効率が高いことを切に願っています。

2003年12月17日


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