神奈川県秦野市の関野小児科内科クリニックです。秦野駅南口より徒歩5分。

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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
インフルエンザの診断と治療の進歩

 開業医が診る病気で、この5年間にインフルエンザほど診断、治療が大きく変わった病気はありません。今では、迅速検査でインフルエンザの診断をつけ、直ちに抗インフルエンザ薬を処方するのが、一般的対応として確立しています。薬の効果も明らかで、翌日には解熱することも多く、医者も患者も進歩を実感できます。

 検査が多く行われるようになると、インフルエンザがかなり個人差の大きい病気だとわかります。典型的なインフルエンザは、38℃後半から40℃の急な発熱で、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠といった全身症状が強いのが特徴です。ところが、38℃ぐらいで全身症状も軽く、確認の検査でインフルエンザとわかったことも少なくありません。また、ワクチンを5年以上毎年受けていて、元気だが37.4℃の発熱があり、検査でインフルエンザと診断した例もあります。インフルエンザの検査がない頃であったら、きっと普通のかぜといわれたと思います。

 ところが、インフルエンザの迅速検査は万能ではありません。患者さんは、48時間以内に飲めば軽くすむ薬があると知っているので、熱が出たから急いで来ましたと言います。しかし、インフルエンザであっても、熱の出始めにはすぐには陽性になりません。確かなデータをみたわけではありませんが、個人的には、陽性になるのに6時間ぐらいという印象です。

 当然、医者は検査だけに頼って治療するわけではありません。検査で陰性であっても、熱や全身症状、家族や学校の状況によって判断しますので、インフルエンザの可能性が高ければ抗インフルエンザ薬を処方します。経過を見る必要があれば、半日から1日様子見てから検査しましょうといいます。このあたりのさじ加減は非常に微妙です。検査をしたときには、結果を予想していますが、意外なこともあり、まだまだ経験が足りないと思っています。

2004年2月15日


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