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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
インフルエンザワクチンの効果と限界

 今シーズンのインフルエンザワクチンの接種が10月3日より始まりました。ワクチンに関する問い合わせや質問も以前より多くなり、インフルエンザへの関心の高さがうかがえます。

 先日6か月の乳児を持つおかあさんから、子どもにインフルエンザワクチンを受けさせたほうがいいかどうかという、質問がありました。乳幼児は重症になりやすいので、接種したほうがいいと聞いたことがあるというのです。接種を受けることはできますが、1歳未満の場合には、はっきり有効というデータがないのでお勧めしていませんと答えたところ、大変びっくりされました。

 平成16年10月に日本小児科学会が乳幼児(6歳未満)に対するインフルエンザワクチン接種についてという見解を発表しました。それによると、@1歳未満児については有効性を示す確証は認められなかった、A1歳以上6歳未満児については、発熱を指標とした有効率は20-30%となり、接種の意義は認められた、となっています。このデータは雑誌などでは取り上げられていないので、あまり知られていないでしょう。通常は健康成人では発病を抑える効果が80%ぐらいであるとか、65歳以上の高齢者では、発病を抑える効果が40%ぐらい、死亡を抑える効果が80%ぐらいというデータが紹介されています。残念ながら、6歳以上の小児のデータはありません。

 インフルエンザの確実な予防対策はワクチン接種しかありません。毎年たくさんの人々がインフルエンザワクチンを受けているので、インフルエンザワクチンの効果と限界を厚生労働省ははっきり示すべきでしょう。厚生労働省監修の「予防接種と子どもの健康」という小冊子にも、インフルエンザワクチンについて記載して欲しいと思います。

2005年10月20日


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