神奈川県秦野市の関野小児科内科クリニックです。秦野駅南口より徒歩5分。

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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
新型インフルエンザは出現するのか

 新聞、テレビなどで鳥インフルエンザ、新型インフルエンザが盛んに取り上げられています。初めにはっきりさせておきますが、鳥インフルエンザのことを新型インフルエンザというのではありません。鳥インフルエンザは鳥類の感染症ですが、1997年以降鳥から人への感染が報告されています。しかも、感染者は重症で死亡率が高いのです。鳥インフルエンザと従来のインフルエンザが同時に感染し、人や豚の体内で遺伝子の組み換えが起こると、人から人へ感染するウイルスに変異して、新型インフルエンザとなるのです。

 インフルエンザの予防接種もマスコミの宣伝効果のせいか、受ける方が多くなっています。当院でも昨年を上回るペースになっており、11月下旬から12月上旬が接種のピークと思われます。当然ですが、新型インフルエンザにはワクチンは全く効きません。従来のインフルエンザにかかる方を減らすこと、かかっても重症にならないようにすることに意味があります。

 新型インフルエンザ対策として、治療薬タミフルを備蓄する方針が出されました。しかし世界各国でもタミフルを備蓄しようとしているので、薬が足りない状態です。昨年度はタミフルの生産量の70%が日本で使われましたが、これからは日本で使える量は少なくなる可能性があります。

 先日タミフルの副作用で死亡が12例あり、すべて日本の子どもであったという新聞記事がありました。また、異常行動などの精神神経症状のあった例が32件あったとのことです。高熱でも異常行動が出ることがあるので、タミフルの副作用とは言い切れませんが、注意は必要でしょう。あえてこの時期にタミフルの副作用が問題視されたのは、不足が予測されるため、タミフルの使いすぎに対する警告的意味かもしれません。

 例年ですと、12月下旬にインフルエンザの患者さんが出始めます。インフルエンザが大流行しないこと、新型インフルエンザが出現しないことを祈ります。

2005年11月21日


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