神奈川県秦野市の関野小児科内科クリニックです。秦野駅南口より徒歩5分。

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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
喘息治療の進歩

 喘息の発作が最も起きやすい時期は9月から10月である。秋になって急に涼しくなったり、台風が来たりという気候が関係している。確かにこの時期には喘息の発作で外来を受診する子どもは多いのだが、点滴を必要とするような発作の子どもはこの数年めっきりと減った。これは喘息の治療の進歩にほかならない。

  1960年代は喘息の治療として、空気のきれいな土地での転地療法が盛んに行われていた。私も入院した、当時の国立小児病院二宮分院には、都会の子どもたちが長期間入院していた。

 小児科医として歩みだした1980年代には、抗アレルギー薬の内服薬が、初めて登場した。小児科医はこぞって使ったが、喘息に対する効果は十分とはいえなかった。開業した1993年頃は、気管支拡張剤テオフィリンをきちんと飲んで、血液中の濃度を維持する治療が主体であった。

 当院で初めて小学生に吸入ステロイドを使ったのが1997年であった。この例では非常によく効いたが、当時は副作用の心配から、ほかの例ではステロイドを使わなかった。

 ところが、2002年の喘息治療のガイドラインでは吸入ステロイドによる治療が取り入れられた。また、新しいタイプの薬であるロイコトリエン拮抗薬も高く評価された。この頃から当院でもこの2剤を積極的に使い始めた。そして最新の2005年のガイドラインでは、軽症であっても吸入ステロイドが基本治療薬となっている。

 喘息治療の移り変わりを簡単に振り返ってみた。これからも、最新のガイドラインに沿った治療を心がけ、喘息で苦しむ子どもたちを治していきたいと思う。

2006年10月22日


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