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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
10代でのタミフル禁止

 この2月にインフルエンザ治療薬のタミフルを服用した中学生が転落死した事件が2件続いた。厚生労働省はタミフルと死亡との関係を否定しているが、医療関係者に対して2月28日に注意の通知を出した。小児・未成年者については、インフルエンザの治療開始後は、タミフルの処方の有無を問わず、異常行動が現れるおそれがあること、少なくとも2日間、保護者は小児・未成年者が一人にならないよう配慮すること、この旨を患者・家族に説明するようにという通知であった。

 今年は3月になってもインフルエンザの流行が長引いており、幼児の患者は少ないものの、小中学生の患者は続いている。これまでは迅速検査でインフルエンザ陽性だとほとんどがタミフルを服用した。しかし最近ではタミフルの説明をすると、保護者の関心が高いため、症状の比較的軽い場合タミフルを断ることが多くなってきた。

 ところが突然3月21日の朝、「10歳以上の未成年では原則タミフル使用を控える」との厚生労働省の発表があった。12歳の男児がタミフル服用後飛び降りて骨折したという新たな2件の事故があったという。事故が集中している10代のみ使用中止となったが、9歳までの小児ではインフルエンザの合併症や死亡例が多いため、タミフルは使用できる。

 せっかくタミフルの使用が慎重になってきたときに、10代でのタミフルの禁止は残念だが、国の方針に従うしかない。保護者の不安感が強いため、9歳以下の子どもであっても処方しにくくなるだろう。これまで以上に患者ごとの慎重な対応を心がけたい。

2007年3月22日


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