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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
麻疹に備える

 麻疹(はしか)が10〜20代の若者で大流行している。いくつかの大学では集団感染が起こり、全学休講になっているほどだ。先進国で麻疹が抑えられていないのは日本だけで、「麻疹の輸出国」といわれており、実に恥ずべきことである。

 今回の流行での感染者は、麻疹にかかったことがなくかつワクチン未接種の人だけでない。ワクチンを受けていても麻疹にかかった人もいる。そもそも1回の麻疹ワクチン接種では免疫ができない人が数%いる。また、麻疹の流行が減って、麻疹ウイルスによる免疫増強がなくなり、次第に免疫が低下している場合もある。そのため、昨年より麻疹風疹混合ワクチンによる、1歳時と小学校入学前の1年間の2回接種が始まったところだ。免疫のできにくい方には免疫獲得の機会が2回となり、免疫のできた方には免疫の増強になる。

 このところマスコミで大きく取り上げられたためか、大学が学生に通知しているためか、大学生本人から麻疹について問合わせが多い。中でも幼児期に麻疹ワクチンを受けたが、心配だからもう一度接種を受けたいというものが目立つ。確かに2回接種は理想だが、実際には過去に接種を受けた方はお断りしている。麻疹ワクチンが品薄状態なので、未接種の方を優先せざるを得ない。

 心配なのは、小学生から高校生までの麻疹ワクチン未接種の方の保護者から問い合わせが極めて少ないことである。大学から高校以下へと感染の拡大が心配されているので、保護者は母子手帳の予防接種の記録をしっかり見て、麻疹が未接種なら至急ワクチンを受けさせるべきである。幼児も1歳になったら麻疹風疹混合ワクチンを速やかに受けさせてほしい。麻疹の流行阻止には一人でも多くの未接種者を減らすことが大切だ。

2007年5月23日


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