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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
奇妙な果物アレルギー

 果物に対するアレルギーが増えているといわれている。食物アレルギーの原因は、6歳までは卵・乳製品・小麦の順であるが、7歳以上になると大きく変わり、甲殻類(えび・かに)・果物・ソバの順になる。アレルギーを起こすため、食品衛生法で定められた表示義務5品目と表示推奨20品目のうち、果物はオレンジ・キウイ・もも・りんご・バナナの5品目である。

 花粉症の方からキウイやメロン、マンゴーなどを食べると口の中がかゆくなったり、違和感があったりするという話を聞いたことがあった。アレルギー体質のために、果物を繰り返し食べることによりアレルギーが生じたのだろうと思っていた。

 ところが、花粉症の方でみられるそのような口の粘膜のかゆみや違和感が、口腔アレルギー症候群(OAS)という病気であると最近知った。この病気では、じんましんや喘息、嘔吐、まれにはショックを起こすことがあるといわれている。しかも花粉症の原因花粉の種類と果物は密接な関連がある。例えば、イネ科花粉と関連があるのはメロン・スイカ・キウイ・オレンジなど、ブタクサ花粉と関連があるのはメロン・スイカ・バナナなどである。一方、スギ花粉症ではOASの頻度が少ないといわれている。

 花粉と果物の両方に、アレルギー反応を引き起こすよく似た部分がある。花粉症では血液中に花粉に対するIgEという蛋白が増えているが、果物に対しても反応する可能性がある。その場合花粉の侵入とみなされて、OASが起こると考えられている。

 秋は果物がおいしい季節なので、花粉症の方はこの奇妙な果物アレルギーを知っておいてほしい。 

2007年9月24日


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