神奈川県秦野市の関野小児科内科クリニックです。秦野駅南口より徒歩5分。

【携帯サイト】携帯の方はこちら
神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
トップページ
お知らせ
診療案内
院長紹介
院長コラム
ミニ知識
交通アクセス
リンク
更新履歴

関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
授乳・離乳の支援ガイド

 小児科医は、乳幼児の食事について質問されることが多い。例えば下痢をしたときの食事の進め方だとか、食物アレルギーがある子どもの食事の制限についてなどである。このような病気の子どもの食事については、治療の一部であるから比較的はっきりと答えることができる。

 一方、乳幼児健診では、母乳やミルクの量の問題、離乳食の進め方や食べさせる量、卒乳などの質問が多い。私も経験的に乳幼児の栄養の基本事項についてはわかっているつもりだ。しかし、個人個人に応じた、具体的で細かな対応が必要なので、答えるのは栄養に詳しい専門家でないと難しい。実際、集団健診時の栄養相談は、栄養士が担当している。

 最近になって初めて「授乳・離乳の支援ガイド」が平成19年3月に厚生労働省から公表されていたことを知った。従来の「改定 離乳の基本」(平成7年)と比べて主な変更点は以下のとおりである。@離乳の開始は5、6か月頃(従来はおよそ5か月)。A離乳開始前に果汁を与えることは、栄養学的意義はない。Bスプーンの使用は離乳の開始以降でよい。C卵は7,8か月頃(従来は固ゆで卵黄なら5か月から可)。D離乳の完了は12から18か月(従来は12から15か月)。この支援ガイドを受けて、20年4月から配布されている母子手帳も改訂され、例えば3〜4か月健診のページから「果汁を飲ませていますか」という質問が消えた。

 この支援ガイドは、授乳・離乳の現状をよく反映した内容になっている。これからの母親にとってはこの支援ガイドが基準になるので、私たち小児科医も従来からの経験的な知識に頼るのではなく、新しい情報を取り入れていく必要がある。

2008年5月1日


↑院長コラムトップ】 【←back】 【next→