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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
麻疹風疹混合ワクチン接種を急げ

 昨年春から夏にかけて、10代を中心に麻疹が流行し、学校の休校が相次いだことは記憶に新しい。カナダへ修学旅行に出かけた高校生や、アメリカのスポーツイベントに参加した小学生が、麻疹を発症するなど国際的な問題にもなった。欧米の先進国では2回のワクチン接種で、麻疹はすでに排除されている。「麻疹輸出国」ともいわれる日本の麻疹対策の不備が明らかになった。

 世界保健機関は、2012年までに日本を含む西太平洋地域での麻疹排除という目標を定めている。そのため、厚生労働省も異例の速さで、今年の4月から5年間限定で、毎年中学1年生と高校3年生を対象に、麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)の追加接種を行うことを決めた(中学1年生が3期、高校3年生が4期)。計算どおりにいけば、5年後には小学生から大学生までの麻疹ワクチン2回接種作戦が完了することになるはずである。

 ところが、麻疹は排除どころか、流行中である。国立感染症研究所のデータでは、今年になって麻疹患者数は8073人、そのうち都道府県別では神奈川県が2983人で不名誉な第1位だ。厚生労働省は実施要領で4月から6月の間に3期4期の接種を受けるよう促すこととしている。しかし、中学1年生と高校3年生のMRワクチン接種者がなかなか増えてこない。当院で5月に接種した人数は3期も4期もやっと10人を上回った程度だ。

 中学1年生や高校3年生の間であればMRワクチンをいつ受けてもよいと思っている保護者が多いのではないか。麻疹患者が出た場合の危機感を市町村も学校も持っていないのではないか。急いでMRワクチン接種を受けるべきだと思う。

2008年6月1日


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