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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
熱に中る

 「中る」と書いて「あたる」と読む。毒に中るのが中毒で、熱に中って起こる症状が熱中症である。熱中症は、平成19年4月に改正された気象庁の予報用語に新たに加えられた。今年も夏本番を迎え、ニュースや天気予報から毎日のように熱中症という言葉が聞こえてくる。

 先日野球部の練習中に、わずかな時間だが意識を失ったという中学生が来院した。診察時には36度台の体温で、脱水は見られず、全身状態は良好であった。意識を失ったあと、クーラーの入った部屋で休み、水分を摂ったらよくなったと言っていた。熱中症に対するみごとな応急処置であった。

 ところが、私はこの中学生に対し、熱中症にしては熱が平熱であることが合わないと考えてしまった。熱中症は高温下で起こる体温調節障害なので、熱が出るはずだと思い込んでいたのだ。不勉強を認めざるを得ない。

 熱中症については、環境省熱中症環境保健マニュアル(平成20年度版)が詳しく書かれており、とても勉強になった。熱中症は症状により、重症度T度からV度に分類される。T度はめまい、失神、筋肉痛や硬直。U度は虚脱倦怠感、頭痛、嘔吐。V度は意識障害、高体温(従来の熱射病)。そして、その対応についてはT度ではすぐに体を冷やし、水分を与えること、U度やV度ではすぐに病院へ搬送することである。

 熱中症は重症になれば生命に危険が及ぶこともある病気だが、そうなる前に予防や対処が可能である。まだまだ暑い日が続くので、ぜひ熱中症について知っておいてほしい。

*環境省熱中症環境保健マニュアル  http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/manual.html

2008年8月1日


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