神奈川県秦野市の関野小児科内科クリニックです。秦野駅南口より徒歩5分。

【携帯サイト】携帯の方はこちら
神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
トップページ
お知らせ
診療案内
院長紹介
院長コラム
ミニ知識
交通アクセス
リンク
更新履歴

関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
しゃっくりを治す

 先日父親から、しゃっくりが止まらないと電話があった。息こらえや水を飲んでも効かず、丸1日たっても続いていたので、このままでは大変なことになるのではないかと不安感が強くなったのである。

 すぐに調べた医学事典では、しゃっくりは横隔膜がけいれんを起こし、声門が閉じることで特徴的な音が出る現象で、無害のことが多く、自然に消失するが、頻回、長期にわたると生命を脅かすことがあるとあった。ところが、手元にある日本の内科の教科書、治療指針などにはまったく記載がなかった。日本ではしゃっくりは病気ではないということなのだろうか?

 一方、本棚の隅にあったメルクマニュアル第16版の日本語版にはしゃっくりの記載があった。さすがに100年以上の歴史を有し、世界中から高い評価を受けている医学書である。一時的なしゃっくりの原因は不明だが、熱いものや刺激物を飲み込んでおきることがある。まれに、横隔膜の炎症、肺炎、胃や食道の疾患、脳腫瘍などが原因となる。治す方法として、血中の炭酸ガス濃度を上げるために息をこらえたり、迷走神経を刺激するために水や氷を飲んだり、舌をひっぱったりするなどが有効なことがある。長引く場合には鎮静剤や制吐剤などが使われるが、効果はさまざまである。

 今回は、筋肉の痙攣を抑える作用を有する芍薬甘草湯という漢方薬を試した。すぐには効かなかったが、続けて飲むうちにいつの間にかしゃっくりは消えた。治らなければ病院で検査を受けたいと言われていたので、何科に紹介すべきか悩んでいた私はほっとした。しゃっくりの治療指針があってほしいと思うのは私だけではないだろう。

2008年10月1日


↑院長コラムトップ】 【←back】 【next→