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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
新型インフルエンザ患者の増加に思う

 このところ、新型インフルエンザについてマスコミはあまり取り上げなくなった。新型インフルエンザは弱毒性で、季節性のインフルエンザと同程度であることが分かり、話題性に乏しいのだろう。ところが、6月下旬には日本国内での新型インフルエンザ患者数はいつの間にか1000人を越えてしまった(7月1日で1266人)。海外を見れば、冬を迎えた南半球の国で、患者数が急増している。

 世界保健機関のデータ*によると、7月1日時点の主な南半球の国の患者数が、チリ6211人、アルゼンチン1587人、オーストラリア4090人となっている。いずれも6月に入って増加が著しい。同じことが秋から冬にかけて日本で起こると考えることは当然なことだ。インフルエンザウイルスが変異を起こし、病原性や薬の効き方が変化しないことを祈りたい。

 治療薬の備蓄は従来からある程度行われているので、流行前の備えとしてはワクチン接種が重要だ。新型ワクチンについては10月には接種を開始し、12月までに2500万人分が作られる予定と聞いているが、需要に比べてワクチンが少なすぎる。単純計算では日本人5人に1人の接種なので、優先順位をつけての接種になる。国がワクチンをコントロールするため、末端のクリニックには一般の方用のワクチンは回ってこないかもしれない。

 今年の秋から冬は、新型インフルエンザの流行にしても、新型ワクチンの接種にしても、波乱のシーズンになるだろう。困るのが現場の判断にまかせるといわれることである。ぜひ、感染症の専門家がリーダーシップをとり、適切な指示を迅速に行っていただくシステムを今のうちから整備してほしいと思う。

*http://www.who.int/csr/disease/swineflu/updates/en/index.html
  アメリカや日本が患者の全数調査をやめたため、7月6日以降国ごとの患者数のデータが更新されなくなりました。
   (2009年8月1日補足)

2009年7月1日


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