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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
ビールとプリン体

 暑い夏、ビールがおいしい季節がやってきた。よく痛風、あるいは血液中の尿酸が高い方はビールはよくないと言われる。ビールには他のお酒よりプリン体が多いためである。

 プリン体とは細胞核にあるDNAの構成成分のひとつである。尿酸は肝臓でプリン体が分解されてできる老廃物で、腎臓から尿とともに排出される。尿酸の過剰産生や排出低下によりバランスが崩れて高尿酸血症になる。さらに、足の関節などに尿酸の結晶がたまって強い痛みを伴う炎症を起こしたものが痛風である。

 プリン体はあらゆる食品にも含まれているが、特に多い食品としては、レバー、魚の干物などがあげられる。実は、プリン体のうち、80%は体内で合成されたもので、食物由来は20%である。確かに、痛風、あるいは高尿酸血症の人はプリン体を摂りすぎないことは大切だが、極端な制限は必要ないだろう。また、食事の総量が多いと合成されるプリン体も増えるので、カロリーを摂りすぎないことも重要である。

 ビールのプリン体は、含まれる麦芽の量と関係がある。例えばK社の代表的な商品では、100mlあたりのプリン体が、ビールでは7.1mg、発泡酒では3.4mg、新ジャンルでは1.7mgとなっている。新ジャンルは、価格が安いため良く売れているが、高尿酸血症の予備軍を減らすのに貢献しているかもしれない。プリン体がどうしても気になる方には、プリン体カットの発泡酒もある。焼酎、日本酒、ワインなどプリン体が少ないお酒であっても、アルコール自体に尿酸値を上げる作用があるので適量を守る必要がある。

 尿酸が高い方は生活習慣全般を見直しましょうとよく言われることである。見直すべき点は見直して、上手にお酒や食事を楽しみたいものである。

2009年8月1日


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