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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
成人に少ない新型インフルエンザ

 先日、インフルエンザにかかった子どもの父親が、子どもの診断書を求めてきた。職場に提出するので、必ず検査をして、結果を診断書に書いてほしいということだった。勤務先は大手企業で、医療とか介護とは関係ないのだが、家族が新型インフルエンザにかかった場合、本人が無症状であっても仕事を休まなければならない決まりだという。はたして意味があるのだろうか。

 確かに、10月に入り当院でもインフルエンザの患者が急増し、毎日10人くらい検査でA型が陽性の患者がでている。ところが、中学生が最も多く、次いで小学生で、逆に成人は少ない。子どもがインフルエンザになっても、親はあまり感染していない。この現象は毎年冬に流行する季節性インフルエンザとは全く異なっている。

 最新の国立感染症研究所、感染症情報センターの報告(42週)によると、インフルエンザの報告のうち新型が98.5%とのことだ。北海道、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、福岡で特に患者数が多い。インフルエンザ患者の年齢別の割合をみると、10-14歳が36.0%と最も多く、次いで、5-9歳32.7%0-4歳10.6%、15-19歳10.0%、の順であり、成人は20-29歳3.5%、30-39歳3.5%、40歳以上はさらに少ない。小児科が対応する14歳以下に限ると、なんと79.3%だ。

 成人の感染者が少ないのは、成人が新型インフルエンザに対する免疫をある程度持っているためと言われる。新型ワクチンの試験で1回の接種で多くの成人が免疫を獲得できたこともその裏付けとなる。現時点で注意すべきは患者数が多い小児である。基礎疾患のない成人は、新型インフルエンザに対して過度の不安を持つ必要はないだろうと思う。

2009年11月1日


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