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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
新型インフルエンザワクチンのすすめ

 11月下旬、ついに新型インフルエンザの累計患者数が1千万人を突破した。10月までは中学生、高校生が主体だったが、次第に小学校、幼稚園、保育園へと低年齢化が進んでいる。特に乳幼児は免疫が未熟なために、症状の進行がはやく、重症になりやすい。

 このようなインフルエンザの流行の中、ようやく11月中旬からは妊婦や基礎疾患がある方に対するワクチン接種が開始された。そして、今さら前倒しとは言えないほどだが、12月7日から1歳から小学校3年生までの接種が行われることになった。1歳からの幼児にとっては待望のワクチンであり、麻疹風疹混合ワクチンを遅らせてまで、接種を待っている方もいる。一方で、小学生では半数くらい感染したともいわれ、受けるつもりだった接種が不要になった小児も少なくない。

 確かに、新型インフルエンザにかかった子どもを見ていると、季節性と同じかやや軽い印象である。タミフルやリレンザがよく効き、数日で熱が下がって、1週間程度で治る。しかし、日本小児科学会のまとめによると、11月以降の小児の死亡例はほとんどが5歳以下であるという。突然死が目立っており、その死因としては、脳症、ショック、重症肺炎、心筋炎があげられている。また、脳症についてみると、季節性インフルエンザの脳症は1〜3歳に多いとされてきたが、新型では年齢幅が広く、5〜10歳に多くなっている。

 インフルエンザワクチンは重症化を防ぐことが目的である。新型インフルエンザワクチンは県から医療機関に広く浅く配布されるため、現状では数量に限りがあるが、やがて供給も増えるだろう。感染率が小学生ほど高くなく、重症になりやすい幼児には新型インフルエンザワクチンの接種をお勧めしたい。

2009年12月1日


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