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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
子宮頸がんワクチンのすすめ

 昨年12月に子宮頸がんワクチンが登場し、がんがワクチンで予防できる時代になった。ワクチンと聞いて、インフルエンザや麻疹を思い浮かべる方が多いだろう。ワクチンはウイルスや細菌に対する免疫を作ることにより、感染を予防するものである。子宮頸がんとワクチンについて、簡単に説明する。

 子宮頸がんは、20〜30歳台に増えており、この年齢の女性では最も発症率が高いがんである。日本では年間約15,000人が発症し、そのうち約3500人が死亡すると推定される。実は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が子宮頸がんの原因である。

 HPVは性交渉で感染するウイルスだが、多くの女性が一度は感染するごく普通のウイルスである。HPVに感染しても90%は免疫により排除されるが、10%は排除されずに前がん状態(異形成)になる。前がん状態の10%以下が持続感染となり、さらにその10%以下ががん化する。つまり、HPV感染者の0.1%程度が子宮頸がんになる計算だ。

 子宮頸がんワクチンは16型と18型というハイリスク型HPVの感染を予防するワクチンである。子宮頸がんの約70%はこの2つの型による。ワクチン接種は3回で、6年間は高い免疫が維持されているというデータがあり、少なくとも20年は維持されると推計されている。

 なぜ小児科で子宮頸がんワクチンの接種なのか。理由は、接種対象が10歳以上の女性だが、特にHPV感染前の10代前半が望ましいとされているからである。小児科では各種ワクチンを実施しており、婦人科より気軽に受診できるだろう。子宮頸がんワクチンは値段が高いが、前向きに検討する価値のあるワクチンといえる。

2010年4月1日


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