神奈川県秦野市の関野小児科内科クリニックです。秦野駅南口より徒歩5分。

【携帯サイト】携帯の方はこちら
神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
トップページ
お知らせ
診療案内
院長紹介
院長コラム
ミニ知識
交通アクセス
リンク
更新履歴

関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
ハムスターアレルギーに注意

 ペットに対するアレルギーが増えていると言われる。アレルギーを引き起こす代表的なペットはイヌとネコである。先日、祖父母の家に泊まりに行くと喘息発作が起きやすいという3歳の幼児が来院した。その家では飼いネコを孫には近づけないように気をつけていたが、その子は検査でネコIgE抗体*が陽性で、ネコアレルギーと診断された。

 一般的に、イヌよりネコのほうがIgE抗体の陽性率が高い。ネコアレルゲンの主体は皮脂腺から分泌される蛋白質で、ソファや衣服に直接付きやすく、しかも衣服に付いて離れた場所まで運ばれる。厄介なことに、乾燥して空中を漂い、壁や天井にも付くといわれる。一方イヌアレルゲンの場合は、毛やふけがその主体であり、シャワーで洗えばアレルゲンを減量できる。

 一方、飼育頭数はイヌ、ネコに次ぐといわれ、アニメにもなって子どもに人気があるのが、ハムスターである。かごの中で飼う小動物なので、アレルギーを起こすと思わない方が多いようだが、間違いである。ハムスターのアレルゲンは尿中の蛋白質である。かごの中に敷いたおがくずや新聞紙などにしみ込んだ尿が乾燥し、アレルゲンが空気中に飛び散っていく。先月には、ハムスターを飼っている方で、アトピー性皮膚炎の悪化が目立った患者と、飼い始めて間もなく喘息発作を起こした患者を診察した。二人ともハムスターIgE抗体が陽性であった。

 既にアレルギー疾患があり、明らかにペットが症状に関係している場合には、ペットの飼育を止めるのが望ましい。しかし、実際にはとても難しいことである。だからこそ、アレルギー体質の方は、安易な気持ちで、アレルゲンとなりうるペットを飼い始めないことが大事である。

 *各種アレルゲンに対するIgE抗体を測定することで、アレルギー反応の程度を知ることができる。

2010年5月1日


↑院長コラムトップ】 【←back】 【next→