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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
麻疹ワクチン接種率最下位

 2007年に大学生を中心とした麻疹の大流行があった。先進国として恥ずべき事態に、2008年4月から5年間の措置として、中学1年生(第3期)と高校3年生(第4期)に麻疹風疹混合ワクチンの公費の接種が始まった。今年は3年目で、この予防接種制度も周知されてきたと思いたいが、現実は悲しい状況である。当院での第4期接種者は4月から10月までに合計27人、月4人にも満たない。

 ここで、厚生労働省のホームページに驚くべきデータ*が載っているので、紹介したい。それは都道府県別麻疹ワクチン接種率2009年度最終評価である。神奈川県は第1期94.2% [順位15位]、第2期89.7% [43位]、第3期76.0% [47位(最下位)]、第4期58.6% [47位(最下位)]である。第4期は地方で接種率が高く、山形、岩手、福井のベスト3が90%以上に対し、人口の多い大都市圏で接種率が低く、大阪、東京、神奈川がワースト3である。しかも、第46位東京が62.1%に対し、神奈川は唯一の50%台である。

 これに対し、神奈川県が危機感を抱いていると伝え聞いた。実は、予防接種は市町村の業務であり、県の業務でない。ワクチンは個別接種が通常なので、高校での集団接種は難しそうだ。接種を促す通知が県立高校を通じて配布されても、不特定多数に対するものは接種率を高める効果があまりないといわれる。市町村が予防接種台帳をもとに、未接種者に直接接種を勧めることになるだろう。

 大切なことは、高校3年生の本人がメリットを理解し、速やかに接種を受けることだ。大学生になって保育や教育実習、各種施設での実習を受ける時や、留学の時に麻疹ワクチンの2回接種が必要になることを知っておくべきだ。後回しにしたために、自費で受けることになると必ず後悔すると思う。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou21/dl/091231a.pdf

2010年11月1日


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