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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
ワクチンの同時接種のすすめ

 今年の4月から(一部の市町村は2月から)ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンの公費接種が始まる。これらは髄膜炎予防ワクチンなので、2か月以降早めの接種が望ましい。一方で定期接種のBCG(6か月未満に接種)とDPT三種混合ワクチン(3か月から接種)があり、スケジュールが非常にきつい。そこで、諸外国では普通に行われているDPT、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンの同時接種が現実化してきた。

 今年の1月に日本小児科学会が同時接種に対する考え方を発表した。すなわち、同時接種は、それぞれのワクチンの有効性を下げたり、副反応の頻度を上げたりすることない。同時接種において、ワクチンの本数に制限はない。接種率を向上させ、早期に子どもたちを病気から守り、保護者と医療者の負担を軽くする利点がある。そして「日本小児科学会は、ワクチンの同時接種は、日本の子どもたちをワクチンで予防できる病気から守るために必要な医療行為であると考える」という結論であった。

 このタイミングでの発表はDPT、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンの同時接種を強く後押しするだろう。当院でも2つの同時接種は実施済みであったが、3つ同時は周りの動向を見てからというためらいがあった。これからは積極的にこの組み合わせの同時接種を行いたい。保護者も十分理解し納得して、子どもに同時接種を受けさせてほしい。

 比較的多く接種されている任意接種ワクチンだが、公費接種の対象とならなかったものに、水痘とおたふくかぜがある。この二つは同時接種により、保護者の経済的負担を若干軽くできるはずである。ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンの公費化で余裕ができた分は、ぜひとも水痘ワクチンとおたふくかぜワクチンに回してほしい。公費接種化の波及効果を期待したい。

2011年2月1日


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