神奈川県秦野市の関野小児科内科クリニックです。秦野駅南口より徒歩5分。

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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
あせもとベビーパウダー

 いよいよ暑い夏に突入したが、今年は原発事故に伴う電力不足のため節電しなければならない。高齢者の熱中症が心配されるが、身近なところでは、子どもの夏の皮膚病の代表であるあせもがかなり多くなりそうだ。あせもは、皮膚への汗の出口がつまって、皮膚内ににじみ出た汗により炎症が起こったものである。汗っかきの乳幼児の、汗が蒸発しにくい額、首、胸や背中などにあせもはできやすい。

 あせも予防にベビーパウダーを使うことは果たしてどうだろうか。ベビーパウダーには、滑石という鉱物を細かい粉にしたタルクを主成分にしたものが多い。タルクには吸水性はないが、汗を毛細管現象で吸い上げ、増えた表面積で蒸発しやすくする働きを持つ。ただし、パウダーが多すぎると、汗が蒸発できなくなったり、パウダーと汗がだまになったりして皮膚のトラブルの原因にもなる。

 手持ちの資料を調べた範囲内では、医師がベビーパウダーを勧めている文はなかった。おそらくエアコンの普及により、ベビーパウダーを勧めるメリットが認められなくなったと思われる。また、育児雑誌のスキンケア特集では、ベビーパウダーの販売元がスポンサーのことがあるので、あえて触れないようになっているのだろうか。

 やはり私もベビーパウダーは勧めない。根強いファンの方は使っていただいて結構だが、治療用の軟膏と一緒に使うのだけはやめてほしい。汗を抑えるためにエアコンを25℃以下にするのは昨年までの話である。今年はエアコンだけに頼らずに、扇風機や着替えや入浴やシャワー浴など従来型のあせも対策が大切になる。

2011年7月1日


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