神奈川県秦野市の関野小児科内科クリニックです。秦野駅南口より徒歩5分。

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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
夏の暑さと小児の体温

 夏の暑さの影響を受けやすいのが子ども、特に乳幼児である。当院では平日の午後に予防接種の優先時間があるが、暑い中を接種にやってきた子どもの体温は高めである。接種前の検温では37.0〜37.3℃が多いが、中には37.5℃を越える者がいる。元気だからこそ予防接種に連れて来たので、親はびっくりする。

 そもそも子どもは代謝が活発で熱の産生が多いので、成人より0.5℃くらい体温が高めである。体温には朝方に低く、夕方に高くなるという、日内変動がある。さらに子どもは体温調節機能が未熟なために環境の温度の影響を受けやすく、気温が高いと体温も高くなりやすい。そのため、健康な子どもであっても、夏の午後には体温が37.5℃くらいになって不思議はない。

 一方、医療機関や家庭などで広く使われている体温計は、温度上昇の情報から体温を計算している予測式デジタル体温計である。検温時間が短く、丈夫で安全性が高いのがメリットである。ただし、予測式の値は実測の水銀体温計より0.2℃くらい高めといわれている。

 通常の診療では予測式の体温で支障はない。しかし予防接種に限り、予測式で37.5℃以上の場合には実測式デジタル体温計や耳式の体温計で測り直して37.4℃以下の場合に接種を行っている。

 体温が数値で示されると、測定の状況を全く考えずにその値を信じやすい。水銀体温計世代の年配の方は、37℃以上は熱があるので病気ではないかと考えがちである。しかし、37.4℃までは平熱の範囲といえるので、特に症状がなければ心配ない。夏の午後の子どもの体温が高めのことはよくあることだと、親も保育園関係者も知っていてほしい。

2011年8月1日


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