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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
治癒証明書をめぐる混乱

 学校、幼稚園、保育園など集団生活の場では、人から人へ伝染する感染症の流行を予防することは重要である。そのため、学校保健法の施行規則で、学校伝染病の種類と出席停止の期間が定められている。この出席停止期間は病原体が人から人へ伝染する可能性のある期間である。

 対象となる伝染病は第1種、第2種、第3種に分かれる。第1種は特殊な伝染病なので省略する。第2種は、飛沫感染し、かかる者が多く、学校などで流行を広げる可能性が高い伝染病である。具体的には、インフルエンザ、百日咳、麻疹、流行性耳下腺炎、風疹、水痘、咽頭結膜熱、結核である。また、第3種は、学校などで流行を広げる可能性がある伝染病で、腸管出血性大腸菌感染症、流行性角結膜炎、急性出血性結膜炎に加えて、その他の伝染病となっている。

 学校伝染病にかかって治った場合、登校登園の時に治癒証明書を提出するのが一般的である。法律に名前が記されている伝染病の場合、出席停止期間が明確なので、治癒証明書では混乱は起きにくい。問題は第3種のその他の伝染病である。いろいろな伝染病が含まれるので、出席停止が必要かどうか、期間はどのくらいか基準はなく、地域や学校などで扱いが異なって混乱が生じやすい。

 最近の例ではマイコプラズマ肺炎。一部の学校では治癒証明書が必要であったが、欠席日数に数えない出席停止扱いをするための親切心であろうか。また、夏の手足口病、冬の感染性胃腸炎と、治癒証明書を厳しく要求する保育園もある。通常は症状が改善すれば登校登園が可能であるので、医師の診察を受けて許可をもらえばよいだけである。治癒証明書が必要となる学校伝染病の範囲をいたずらに広げるのは好ましくないと思う。

2012年1月1日


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