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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
ポリオワクチンをめぐる混乱

 昨秋、神奈川県の黒岩知事は、生ポリオワクチンの接種者が1万7千人減少したのは生ワクチンの危険性による接種控えだとして、不活化ポリオワクチンの独自接種を発表した。そして12月から始まった不活化ポリオワクチン接種だが、早くも3月末で申し込みの受付が中止となった。県のホームページには、予約申し込みが5000人を越え、申込者の対応に秋までかかるとなっている。今年の秋には厚生労働省が不活化ポリオワクチンの導入を目指しているから、この際接種を中止してしまおうということだろう。

 2月25日の朝日新聞神奈川版によると、2月20日時点で接種できたのが希望者4037人中446人。3月末までに接種できるのが1100人にとどまるとのことだ。医師の手配が間に合わないためと記事にあるが、未承認のワクチンを説明して同意をとって接種すること自体時間がかかるので、多くの接種などできるはずがない。

 この4月から秦野市でも生ポリオワクチンの集団接種が始まる。県の不活化ワクチンに申し込んでいたり、秋からの不活化ワクチンを期待したりして、接種率は下がりそうである。しかし、昨年中国でポリオの発生が報告されたように、いつ日本に持ち込まれるかわからない状況だ。今年の秋の不活化ワクチン導入も予定通りに進むか不明である。

 先日、県の不活化ポリオワクチンを申し込んでいたお母さんからこう言われた。「県からは全く連絡がない。いつまで待つかわからないので4月に生ワクチンの接種を受けます。」ポリオワクチンの接種がポリオを予防する唯一の方法である。不活化ワクチンの予定が立っているのでなければ、生ワクチンを受けるのがよいと思う。

2012年4月1日


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