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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
赤ちゃんの免疫

 赤ちゃんは母親からの免疫があるので、かぜをひかないと思っている母親が時々いる。確かに第1子で保育園へ行っていなければ、病原体と接する機会が少なく、かぜをひくことも少ないだろう。しかし、これは免疫の効果ではない。第2子が生まれると、よくかぜをひくことに驚くはずだ。

 簡単にいうと免疫とは、ウイルスや細菌などの病原体が体に入ったときに抗体が作られて、次に同じ病原体が体に入っても病気にかからなくなる仕組みである。抗体は免疫グロブリンというたんぱく質であるが、なかでも感染を防ぐのに中心的な役割を果たすのがIgGである。IgGは胎盤を通じて、母から子どもへ移行する。そのため、例えば母が麻疹(はしか)や風疹の抗体を持っている場合、子どもは麻疹や風疹には感染しない。

 ところが、母から移行したIgGは少しずつ減って半年過ぎにはなくなる。そうすると当然麻疹や風疹にかかるようになる。百日咳の抗体はもっと早くなくなるので、乳児期早期に感染する可能性がある。まして母親が抗体をもたないもの、つまり母親がかかるようなかぜに対しては、全く免疫効果は期待できない。その一方で子どもは3か月ころからIgGを多く作ることができるようになる。

 基本的には赤ちゃんの免疫機能は未熟で、母からもらったIgGに助けられている状態である。自らの免疫を高める方法が予防接種である。2〜3か月から接種可能なワクチンがあるので、接種時期が来たら早めに接種をうけたいものである。

2012年6月1日


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