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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
秦野市の新しい小児医療助成制度に反対する

 この10月から秦野市では小児医療費助成制度の変更が行われるが、実に残念な内容だ。これまで秦野市の7歳未満の子どもは、保護者の所得額にかかわらず、通院時の保険診療の自己負担分が助成されていた。つまり、7歳未満の子どもは全員平等に、診療の際に窓口で支払いをする必要がなかった。

 ところが、10月からの新制度では、小学4年生まで医療費助成の範囲が拡大されるが、一方で、1歳から所得制限が導入される。その結果、保護者の所得が一定額を越えている場合は、1歳になると自己負担分が発生する。小学4年まで医療費の自己負担がない子どもと、0歳だけ無料で、1歳から小学4年までの9年間負担がある子どもが存在する。この格差はあまりにも大きすぎる。

 しかも、近隣の市や町の状況は以下の表のとおりである。所得制限なく中学修了まで医療費助成が行われる市や町もあり、秦野市が見劣りすることはなはだしい。確かに横浜市や川崎市のように当初から小児医療費助成には所得制限がかかっているところはある。しかし、一度7歳未満まで助成しておきながら、後から所得制限をかけて助成を打ち切るという、不利益を強いるやり方はいかがなものか。

 小児医療費助成制度は、明日を担う子どもの健やかな成長を支援する重要な少子化対策のひとつである。秦野市の制度では、所得制限に該当した場合に県内で第2位となる9年間の格差が生じるので、絶対に見直すべきである(第1位は大和市。所得制限付きで小学校卒業まで助成のため、11年間の格差がある)。所得制限に該当する子どもは10%くらいとのことだが、不利益をこうむるのが少数だからといって許容される問題ではない。

市町名 対象年齢 所得制限
秦野市 0歳  なし
1歳から小学4年修了まで あり
厚木市 0歳から中学校修了時まで なし
伊勢原市 0歳から小学3年修了まで なし
平塚市 0歳から就学前まで なし
小学1年から小学校修了まで あり
中井町 0歳から中学校修了時まで なし
松田町 0歳から中学校修了時まで なし

2012年10月1日 (10月5日一部訂正)


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