神奈川県秦野市の関野小児科内科クリニックです。秦野駅南口より徒歩5分。

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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
いまだ遅れている日本の予防接種

 2003年1月に開設したホームページも10周年を迎えることができた。つたない文章にもかかわらず、読んでくださった皆様に感謝したい。ホームページの基本のスタンスは、新たに始まったことや何か変わったことがあったら、コラムやミニ知識に取り上げて情報発信をすることである。例えば、クリニック自体の大きな変化としては、電子カルテの導入とか、インフルエンザワクチンのネット予約、胸部レントゲンのデジタル化などがあった。

 とりわけこの10年間に目まぐるしく変わったのが予防接種であった。2005年には突然日本脳炎ワクチンが中止された(2010年新ワクチン再開)。2006年には麻疹風疹ワクチン(1期、2期)が始まり、麻疹の流行を受けて、2008年には中学1年(3期)と高校3年(4期)への接種も開始された。ヒブ、小児用肺炎球菌、子宮頸がん予防の3ワクチンは2009年からの自費接種を経て、2011年から任意接種だが公費負担となった。そして2012月9月から不活化ポリオワクチン、11月から4種混合ワクチンへと至る。

 また、ヒブワクチンの導入時から行われるようになった同時接種も、2011年3月ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンの同時接種で死亡例が重なり、一時接種が控えられた。しかし、因果関係がないという結論から、同時接種は再開され、今では4種類、5種類の同時接種も積極的に行われている。

 少子化の時代において予防接種の意義は増しているにもかかわらず、日本の予防接種はいまだ世界から遅れている。この1月から日本医師会は、7ワクチン(子宮頸がん予防、ヒブ、小児用肺炎球菌、水痘、おたふくかぜ、成人用肺炎球菌、B型肝炎)について、定期接種化のための署名活動を行う予定である。地域間格差なく、経済的格差なく、希望するすべての人が定期接種で受けられる制度ならば大賛成である。この先10年の予防接種を変えるためにも、賛同していただける皆様にはぜひ署名をお願いしたい。

2013年1月1日


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