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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
子育て世代は風疹ワクチンを受けよう

 昨年から風疹の患者数が増加し、今年も同じ傾向が続いている。厚生労働省によると、昨年は2353例の報告があり、過去5年間では最も多かった。患者の7割以上は男性で、うち20代から40代が8割を占めていた。しかも心配なことは先天性風疹症候群が5例報告されていることだ。

 風疹は発熱、発疹、頸部リンパ節腫脹を主症状とするウイルス性感染症である。重症化はまれで、発疹も3〜4日で消えることから「3日はしか」と呼ばれることもある。ところが妊娠初期に風疹ウイルスに感染すると、胎児が白内障、先天性心疾患、難聴を主症状とする先天性風疹症候群となる可能性がある。この疾患自体に対する治療法はないので、予防接種が極めて重要である。

 先天性風疹症候群の予防のため、1977年から中学生女子のみを対象に風疹ワクチンの定期接種が始まった。風疹の流行をおさえる目的で、1995年からは12か月以上90か月未満の男女と中学生の男女に接種が行われ、2006年からは麻疹風疹混合ワクチンの2回接種が導入されて現在に至る。今の子育て世代の30〜40代の男性は風疹ワクチンの定期接種を受ける機会がなかったため、20〜30%は風疹に対する免疫を持っていない。その結果、この世代に風疹の患者が集中している。

 今年に入り、風疹ワクチン(または麻疹風疹混合ワクチン)を希望する成人の方が増えてきた。例えば、初回の妊娠の時に風疹抗体がなかった女性、妻が妊娠中という男性、結婚を機会に風疹の免疫をつけたいという夫婦などに接種を行った。女性の場合、妊娠中もしくは妊娠の可能性があると接種できないので接種のタイミングが難しいが、男性はいつでも接種できる。次世代の子どもを守るために、子育て世代の男性は積極的に風疹ワクチンを受けていただきたい

2013年3月1日


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