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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
肺炎球菌から子どもを守ろう

 肺炎球菌は、乳幼児に髄膜炎や菌血症(血液中に菌が侵入)など重症な感染症を引き起こす。この予防のために、日本でも2010年から肺炎球菌ワクチン「プレベナー」の接種が開始された。このワクチンは重症の感染症をおこしやすい7種類の型の肺炎球菌成分を含んでいる。導入により、髄膜炎の患者が73%減っており、非常に有効なワクチンである。

 接種しても型が異なると多くは予防効果がない。そこで6種類が追加されて、13種類の型の肺炎球菌成分が含まれている「プレベナー13」が登場した。欧米ではすでに使われていたが、ようやく日本でも11月1日から一斉に切り替えになる。

 重症の患者から検出された肺炎球菌の型を調査したところ、従来は「プレベナー」に含まれる7種類の割合が76%であった。ところが、接種の普及により7種類の肺炎球菌感染症が減少し、それ以外の肺炎球菌感染症の割合が増えている。最近のデータでは「プレベナー」でカバーできるのが約44%だが、「プレベナー13」では約70%となる。この30%近い予防効果の増加は大きい。

 基本的には対象月齢の方は待たずに接種を受けるべきである。ただし、「プレベナー」を2から7か月の間に3回終了し、1歳になってからの定期の追加接種を近々受ける予定の方に限っては、11月1日以降の「プレベナー13」を待つのがよい

 それでは定められた回数の「プレベナー」の接種を終了した方はどうしたらいいか。最後の接種から8週間以上たっていれば、「プレベナー13」を1回接種することにより、追加の6種に対する抗体が上がることが確かめられている。希望者は6歳未満であれば自費で接種可能である(任意接種)。乳幼児を肺炎球菌から守るために接種する価値は大きい。

2013年10月1日


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