神奈川県秦野市の関野小児科内科クリニックです。秦野駅南口より徒歩5分。

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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
ウイルスの流行と検査キット

 小児科ではウイルスや細菌の感染症の占める割合が圧倒的に多い。手元にあった10年以上前の小児科のテキストには、ウイルスの種類によって流行する季節がはっきりしていると書かれていた。たとえば、RSウイルスでは11月から3月、手足口病を引き起こすコクサッキーウイルスは7月から9月、インフルエンザウイルスは12月から3月といった具合だ。そのため、診断をつけるために流行パターンを理解しておくことが大切ということだった。

 ところが、最近はどうも流行パターンが変わり始めてきているようだ。RSウイルスは乳児の気管支炎や肺炎を引き起こすが、これまで夏期に少なく冬期にピークが見られていた。しかし、国立感染症研究所によると、2011年以降毎年7月頃から増加傾向が見られ、流行の立ち上がりが早まっているという。おそらくすぐに診断できる検査キットの普及によって明らかになってきたのだろう。

 また、インフルエンザは大きな流行が冬期であるが、他の時期にも時々見かける。10月上旬に当院近くの保育園と小学校でインフルエンザの集団発生があった。軽症だったので、患者が出ているという情報と検査キットがなければまったくわからなかっただろう。

 検査できるのが一部のウイルスとはいえ、この15年くらいの検査キットの進歩は著しい。インフルエンザは別として、検査陽性が必ずしも早期治療につながるわけではないが、診断が確定して見通しがつくことの意義も大きい。流行期以外であっても症状から疑わしい場合は、検査キットを使ってきちんと診断すべきだろう。さらなる進歩が期待される。

2013年11月1日


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