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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
ウイルス性胃腸炎と食事

 この冬もまた、ウイルス性胃腸炎が流行してきた。症状は突然の嘔吐、水のような下痢であり、発熱が見られることもある。乳幼児ではロタウイルス胃腸炎が多く、嘔吐と下痢がひどく脱水になりやすい。ただ、4-5歳までにほとんどの小児で感染して免疫ができるといわれる。

 多いのは、幼児から成人まで幅広くみられるノロウイルス胃腸炎である。少量のウイルスで感染するので、1〜2日の潜伏期の後、家族など集団内で流行をおこしやすい。特に幼児では吐きやすいため、嘔吐物を処理した親が1〜2日後に発症して来院することも多い。治療は吐き気止めの坐薬か内服で嘔吐をおさえ、整腸剤で下痢の改善を待つことだが、水分や食事の指導も医師の役目である。

 先日、胃腸炎で来院した幼児の母親に、「吐くのが治まったら下痢していてもこれまで食べていた食事でいいですよ。ミルクも薄める必要はありません」と指導した。すると、驚いた顔をして「食べさせていいのですか。夜間診療所の先生からは1日絶食といわれ、大変でした」と言われた。確かに、以前は胃腸を休めると下痢が早く治ると思われ、絶食してかゆから始めることが行われていたので、そのような指示になったのかもしれない。

 しかし、現在では、下痢があっても吐き気がなければ、早くから乳児では母乳や通常の濃さのミルクを、幼児以上ではこれまで食べていた普通食を再開しても構わない。むしろ普通食の方の経過が良かったというデータがある。もちろん、早期に普通食を食べさせるのに不安な方は、消化のよいものを少しずつ与えてもよい。いずれにせよ、小児の下痢の場合には患者に絶食を強いるのではなく、早期に食事(普通食)を開始することが勧められている。

2014年1月1日


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