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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
腸内細菌の働き

 ヒトの大腸には数百兆個以上の細菌がいるといわれる。乳酸菌やビフィズス菌など体に良い働きをする善玉菌、腐敗産物を作り出す悪玉菌、その他の中間菌がバランスをとった状態を保っている。このような腸内細菌の集合体を腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)という。

 今、善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌が注目を集めている。それはインフルエンザやノロウイルス胃腸炎が流行する冬に、乳業各社が力を入れているからだろう。ヤクルトは乳酸菌シロタ株により、ノロウイルス感染は抑えられなかったものの発熱期間を短くすることができたというレポートや、スポーツ選手で上気道感染症が少なくなったというレポートを出している。また、明治には「R-1」というヨーグルトを飲むことでインフルエンザの発症が少なくなったというデータがある。

 しかし、食品では健康食品を含めて、医薬品のような効能効果をうたうことは薬事法で禁じられている。そこで「強さひきだす乳酸菌」(明治)とか、「カラダの中から、より強く」(カルピス)といったキャッチコピーをつけて、強い効果がありそうなイメージ戦略を取っているのだ。

 これまで、乳酸菌やビフィズス菌というと、便秘や下痢に効果があることはよく知られていた。今後は、善玉菌が腸内細菌叢のバランスを整えることにより、腸の感染症を予防したり、免疫力を高めたりする作用にも注目すべきである。免疫増強にはいろいろな仕組みがあろうが、ウイルス感染細胞を傷害するというナチュラルキラー細胞や、粘膜での免疫グロブリンなどが関係していると考えられている。私たちは健康の維持増進のために上手に善玉菌を利用したいものである。

2014年2月1日


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