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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
寝冷えを考える

 夏かぜや下痢の子どもが多い7月8月の小児科外来でよく聞かれる言葉に寝冷えがある。比較的年齢の高い母親や孫を連れてきた祖母から「寝冷えでしょうか?」とか「エアコンで寝冷えさせてしまって」とかの言葉を聞くことが多いようである。本当に子どもが寝冷えしているのだろうか。

 一般的に、寝冷えとは、特に乳幼児が睡眠中に外気温の低下で体が冷え、かぜをひいたり、下痢したりすることと考えられている。寝冷えは夏の季語となっているように、夏の夜に起こりやすい。ところが、手元の最新の小児科学の教科書を見ても、医学辞典を調べても、寝冷えの記載はない。唯一寝冷えの記載があったのが、超ベテラン小児科医の巷野悟郎先生の著書「育児考現学」であった。

 巷野先生によると、冷暖房がよくなってきたが、今でも寝冷えは育児につきものだという。赤ちゃんは眠くなると皮膚の血管が拡張して手足が暖かくなる。ところが、明け方に冷え込んでも目を覚まさない赤ちゃんでは血管の収縮できず、自律神経の働きが不安定になってしまう。その結果、朝目覚めたときに、機嫌が悪い、飲まない、下痢をするなど、かぜに似た症状がでるが、これが寝冷えである。

 寝冷えの場合、発熱はなく、安静にして消化のよい食べ物を与えれば元の調子にもどるとされる。こういった軽い症状の子どもの場合、何もせずに治ってしまい、小児科受診には至らない。一方で、わざわざ小児科を受診するのは、熱が出たり、下痢が続いたりするなど確かな症状があって、治療を必要とする子どもである。特に乳幼児は免疫力が低いことから、ウイルスや細菌の感染が原因と考えるほうが、自然だと思われる。

2014年9月1日


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