神奈川県秦野市の関野小児科内科クリニックです。秦野駅南口より徒歩5分。

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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
早いインフルエンザの大流行

 秦野市では、例年より1か月半も早い昨年11月からインフルエンザの流行が始まった。2007年も11月にインフルエンザ患者が見られたが、大きな流行にはならなかった。ところが、今シーズンは患者数が週ごとに増えていき、12月第4週に当院で診断した患者数は76人であった。この数は流行のピーク時に相当し、年末年始の本格的なインフルエンザの流行は初めての経験となった。

 神奈川県のインフルエンザの流行状況を知るのには、神奈川県衛生研究所のホームページがよい。協力医療機関から報告された1週間の患者数がグラフ表示されており、今シーズンの早い流行が見て取れる。保健福祉事務所ごとのデータもあり、秦野では12月15日〜21日には36.9人と警報レベルに達していた。また、年齢は5〜9歳、10〜14歳で全体の3分の2を占めており、流行のウイルスはAH3型(A香港型)であった。

 毎日新聞によると、けいゆう病院の菅谷先生のグループは、11月中旬から12月中旬に医療機関を受診した6か月から15歳を調べた。インフルエンザ迅速検査でA型陽性だった109人中、67%にあたる73人が予防接種を受けていなかった。陰性者の接種割合を考慮して統計的にワクチンの有効率を60%と算出した。A香港型はワクチンの効果が低いとされるので、予想外の結果とのことだった。

 ワクチンの有効率について、これまで6歳未満で20〜30%という報告があるが、今回は大きく上回っている。流行が早く、ワクチンの効果が低いように見えるのだが、これから効果発揮か。例年では警報レベルが2〜5週間くらい続いた後、緩やかに患者数は減少する。また、小中学生の患者が多いので、冬休みで流行がかなり低下する可能性がある。流行の終わりも早いと思われるが、果たしてどうだろうか。

2015年1月1日


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