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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
スギ花粉に備える

 スギ花粉の観測や予報をどこの省庁が行っているかご存じだろうか。天気予報に花粉情報が出るので気象庁と思いやすいが、間違いである。実は環境省が花粉飛散量の予測、観測、調査研究などを実施している。花粉自動計測器により、リアルタイムの花粉の飛散状況をホームページで知ることができるようになっている。(環境省花粉観測システム(愛称:はなこさん)

 環境省の平成27年春のスギ花粉飛散予測によると、関東地方では昨年と比べて飛散量がかなり多くなる見込みである(昨年比2〜8倍。北関東で高く、神奈川では2倍程度)。例年(過去10年の平均)との比較では、関東地方はやや多くなる予測である(例年比1.2〜1.5倍)。また、関東地方の飛散開始は昨年より遅い2月中旬ころで、ピークは3月上旬から中旬と見込まれている。昨年症状が軽かった方も、今年はしっかりと治療する必要がある。

 花粉症の治療には、第2世代抗ヒスタミン薬が推奨されている。第1世代に比べて眠気が少なく、鼻づまりにもやや効果があり、効果の持続が長い。また、鼻づまりに対する効果の優れる抗ロイコトリエン薬も使われる。一方、鼻噴霧ステロイド薬は花粉症治療薬の中で効果が強く、1〜2日で効果が見られ、全身的副作用が出にくい。現在では、1日1回ですむ鼻噴霧ステロイド薬が小児から成人まで使われている。

 これまでは、花粉飛散開始の1週間ほど前から薬を始めたほうがよいとされていた。しかし、第2世代抗ヒスタミン薬と抗ロイコトリエン薬ともに花粉飛散開始ころから内服すれば症状を抑えられるというデータがある。すでに症状がある方は早く治療を開始すべきであろう。まだ症状がない方も、医療機関を受診して、花粉の飛散開始に備えてほしい。

2015年2月1日


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