神奈川県秦野市の関野小児科内科クリニックです。秦野駅南口より徒歩5分。

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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
乳児の診察のコツ

 予防接種と一部の健診を除くと、クリニックではもっぱら病気の子どもを診察しているので、市が行う集団の乳児健診は楽しい時間である。健診会場には元気な赤ちゃんが集まっており、泣いている子もいてにぎやかだ。診察時に大泣きされれば、心音の聴診や、発達の評価が難しくなってくる。そのために最も気をつけていることは、いかに赤ちゃんを泣かせないで診察するかということである。

 通常の乳児健診では、笑顔や声であやしたり、おもちゃで気をそらせたりして、泣かせないようにするのが多い。赤ちゃんをじっと見つめないことも有効である。それとは別に、私が診察のときによく行うのが、赤ちゃんの右腕や右手に自分の左手を軽く添えながら、聴診する方法である。いつごろからそうしているのか、誰かに教えられたのかは定かでなく、教科書や健診のマニュアルを調べた範囲ではそういった記載はなかった。

 ところが、今年1月の日本医事新報という医学雑誌に載った東邦大学の小原明先生のエッセイを読んで納得した。「赤ちゃんの聴診をするときに、右手で聴診器を持ち、落ち着くように左手で赤ちゃんの手を包み握手をしている小児科医は多い。小児診察のコツなのだが、幼児になると恐がって逆効果になることがあり、難しい。」とあった。そういう小児科医が多いかどうかはわからないが、確かに泣かせない診察のコツだといえるだろう。

 当院には若い研修医が地域医療を学びにやってきている。集団の乳児健診は病院での研修では絶対に経験できないものなので、ぜひとも乳児の診察に役立つコツを教えていきたいと思っている。

2015年5月1日


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