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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
4価インフルエンザワクチン登場

 インフルエンザワクチンはこれまでA型株2種類、B型株1種類の3価ワクチンであった。この5年間は、A型株として、2009年パンデミックを起こしたH1N1とA香港型H3N2の2種類、B型株1種類から作られていた。ところが、今シーズンからインフルエンザワクチンがB型株2種類の4価ワクチンに変わる。これは世界的な動向である。

 日本のインフルエンザワクチンの問題のひとつに、B型に対する効果が低いということがあった。10年にわたってワクチン接種前後で抗体をみた調査では、A型2種類に比べてB型では抗体陽性者の割合は低かった。実はB型にはビクトリア系統と山形系統という異なる系統があり、しかも両方が混じり合って流行している。B型に対する効果を高めるためには、2系統入った4価ワクチンが必須なのである。

 一方、4価ワクチンになって心配されるのが、製造されるワクチンの本数が少なくなる可能性である。それぞれの株を別々の有精卵で増殖させ、精製、不活化を経てワクチンが製造されるので、昨年と同数の卵ならば、ワクチンの本数は単純計算で4分の3になる。当然それを見越して需要に応じた量の4価ワクチンが製造されるものと期待している。ただし、本格的に大量製造するのは初めてなので、想定外のことにより、国家検定を合格できないものが出てしまうと大変だ。

 今シーズンも10月からインフルエンザワクチンの接種が始まるので、希望者は早めに接種を受けたほうがいいだろう。早くワクチンを受けると免疫が低下するのではないかと心配して、12月に接種を受けさせたいという受験生の保護者が毎年いるが、今シーズンはお勧めできない。

2015年7月1日


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