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神奈川県秦野市 関野小児科内科クリニック TEL 0463-84-2580 秦野駅南口徒歩5分
 
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関野小児科内科クリニック
診療科目:小児科、内科
神奈川県秦野市尾尻942-9
TEL 0463-84-2580

午前 9:00〜12:00
午後 2:30〜 6:00
※土曜午後2:00〜4:00
休診日:木、日、祝日

  院長コラム
来年度から変わる学校健診

 学校での健康診断は、時代によって問題となる疾患やニーズが変わってくるため、少しずつ見直されている。平成28年度の学校健診では、座高の測定や寄生虫検査が削除され、一方で運動器検診が必須になり、希望者のみであるが色覚検査が行われるようになる。

 まず座高だが、いまだに学校で座高を測定していたこと自体が驚きだ。身長から座高を引くと下肢の長さになるので、子どもの下肢が伸びたというデータを取り終えたということだろうか。また、寄生虫検査は蟯虫卵検査のことで、検出率0.1%以下となっている。このくらい少ないと病気を見つけ出すスクリーニングとしての役割を終わっている。

 一方、必須になった運動器検診とは脊柱や四肢の異常を発見するための検診である。従来から行われていた脊柱側弯症のチェックのほかに、体を曲げたり反らせたりすることや、しゃがみこみや片足立ち、あるいは腕の曲げ伸ばしなどによって、脊柱や四肢の問題を見つけ出す。特に中学生で運動部に所属しているものは運動過多により、膝関節や肘関節の障害が多いといわれる。問診票で問題があれば、小児科や内科の学校医では判断できないので、整形外科を受診してもらうことになるだろう。

 また、色覚検査は平成15年度から中止されたが、就職時の色覚検査で初めて色覚異常に気付かれる例が増えて、今回の復活になったようだ。色覚異常者は男性の5%、女性の0.2%といわれる。また、警察官や消防士など一部の職業では色覚異常者を制限しているものもある。大切なことは、希望者がプライバシーに配慮した検査を受けられることだろう。

 学校医と教育委員会との協議によって、来年度の学校健診に備えていきたいと思う。

2015年10月1日


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