病気の治癒から次の予防接種までにあけるべき間隔は病気により異なり、予防接種ガイドラインに記載されています。
1.ウイルス性疾患
麻しん:免疫機能が低下するため、治癒後4週間程度間隔をおきます。
風しん・水痘・おたふくかぜ:治癒後2~4週間程度の間隔をおきます。
突発性発疹、手足口病、伝染性紅斑などその他のウイルス性疾患:治癒後1~2週間程度間隔をおきます。
いずれも一般状態とその予防接種の重要性を主治医が判断して決定します。
2.熱性けいれん
これまでは最終発作から2~3か月あけて接種となっていました。しかし、2016年度版ガイドラインでは、当日の体調に留意すれば予防接種をすみやかに接種してよいことになりました。
3.川崎病
ガンマグロブリン治療を受けた方には、麻しん風しん、水痘、おたふくかぜなどの生ワクチンは6か月以上の間隔をあけて接種します。BCG、4種混合ワクチン、B型肝炎ワクチンなどは、6か月以上あける必要はありません。
2017年2月2日