生活改善は夜尿の治療の基本です。生活改善だけで2~3割の子どもが夜尿しなくなるといわれています。
1.規則正しい生活をする
夜更かしや不規則な生活は夜尿を悪化させます。早寝早起きに努め、朝ごはんをしっかり食べましょう。
2.水分の取り方に気をつける
1日に必要な水分量は決まっています。朝から昼過ぎまでに水分を多くとり、その後夕食までは水分を控え目にします。夕食後は水分を飲まないか、飲んでもコップ1杯までです。
3.塩分を控える
塩分が多いとのどが渇き、水分の摂りすぎになります。食事だけでなく、スナック菓子などおやつの塩分にも気をつけましょう。
4.寝る前に排尿する習慣をつける
必ず、寝る前にトイレに行きましょう。寝付けない時にはもう一度トイレに行きましょう。
5.睡眠中に無理に起こさない
夜間に起こして排尿させると、膀胱の夜間に尿をためられる量を増やすことができないといわれています。
6.冷えから体を守る
冷えは尿の量を増やし、膀胱を縮めます。寝る前の風呂で体を温める、湯たんぽを使う、腹巻や靴下を使うなど、冷え対策をしましょう。
2016年12月1日