- HOME >
- sekino-clinic
-
No.181 過敏性腸症候群
2017/12/3
過敏性腸症候群とは、下痢や便秘を伴う腹痛、腹部の不快感や膨満感など様々なおなかの症状を繰り返す病気です。学校や社会生活へ影響して、精神的な苦痛となります。脳と腸のバランスが関係しているため、ストレス ...
-
子どもの市販のかぜ薬を考える
2017/12/3
かぜとは一般には咳、鼻水、のどの痛み、熱などの症状がある急性のウイルス性上気道炎のことである。かぜの原因ウイルスには様々なものがあり、ウイルスそのものに効く薬はない。一方、かぜ薬として様々な薬が市販 ...
-
No.180 首のすわり
2017/10/10
4か月の乳児健診の際、首のすわりは重要な診察項目のひとつです。首がすわるとは、後頭部を支えないでも首がぐらつかないことで、医学用語では定頸(ていけい)といいます。首がすわれば縦抱きができるようになり ...
-
インフルエンザワクチンの大幅遅れと対応
2017/10/10
今年はインフルエンザワクチンの製造、流通が遅れている。そのためワクチン接種の予定がいまだに立てられず、困った状況だ。厚生労働省の発表によると、今年のインフルエンザワクチン製造量は昨年より250万本以 ...
-
No.179 腸管出血性大腸菌感染症
2017/9/2
大腸菌は健康な人の腸内に存在し、病気を起こしません。しかし腸炎の原因となる大腸菌があり、病原性大腸菌といわれています。その中にベロ毒素を産生する腸管出血性大腸菌があります。代表がO157(オーイチコ ...
-
寒暖差はアレルギーになるか
2017/9/2
外来で、乳幼児連れのお母さん方から寒暖差アレルギーという言葉を聞くことがある。気温の変化で鼻水が出ることを指しているようだが、果たしてそのようなアレルギーがあるのだろうか。 異物を排除しようとする ...
-
No.178 脱水症
2017/7/2
脱水症は体の水分が減少したことをいいます。実際には水分だけでなく、ナトリウムなどの電解質も失われています。 小児では成人と比べて、体に対する水分の占める割合が大きい(新生児では約8割、年齢とともに ...
-
溶連菌感染症の流行
2017/7/2
溶連菌(ようれんきん)という細菌をご存じだろうか。A群溶血性連鎖球菌を略したものだが、小児科ではとてもポピュラーな細菌だ。主に咽頭炎や扁桃炎の原因菌で、まれに伝染性膿痂疹(とびひ)など皮膚の感染症を ...
-
No.177 熱性けいれんと解熱剤
2017/5/9
熱性けいれんは、通常38℃以上の発熱を伴って乳幼児に見られるけいれんです。発作は生後6か月から3歳に多く見られます。 発熱とけいれんの関係では、発熱後3時間以内が50%、6時間以内が80%であり、 ...