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診療科目小児科・内科

〒257-0011 神奈川県秦野市尾尻942-9
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院長コラム

細菌性髄膜炎の激減と予防接種

2018/1/15  

 細菌性髄膜炎は、かつて小児科医の間で恐れられていた感染症だった。主な原因菌はヘモフィルス・インフルエンザ菌b型(Hib、ヒブ)と肺炎球菌。乳児期に多く、発熱、けいれん、意識障害、嘔吐などが症状である ...

ミニ知識

No.182 乳糖不耐症

2018/1/15  

 乳児がウイルスによる急性胃腸炎にかかったあとに、1~2週間以上、下痢が長引くことがあります。腸の炎症によって乳糖分解酵素が減少したために、母乳やミルクに含まれる乳糖を分解できず、乳糖が水を引き寄せて ...

ミニ知識

No.181 過敏性腸症候群

2017/12/3  

 過敏性腸症候群とは、下痢や便秘を伴う腹痛、腹部の不快感や膨満感など様々なおなかの症状を繰り返す病気です。学校や社会生活へ影響して、精神的な苦痛となります。脳と腸のバランスが関係しているため、ストレス ...

院長コラム

子どもの市販のかぜ薬を考える

2017/12/3  

 かぜとは一般には咳、鼻水、のどの痛み、熱などの症状がある急性のウイルス性上気道炎のことである。かぜの原因ウイルスには様々なものがあり、ウイルスそのものに効く薬はない。一方、かぜ薬として様々な薬が市販 ...

ミニ知識

No.180 首のすわり

2017/10/10  

 4か月の乳児健診の際、首のすわりは重要な診察項目のひとつです。首がすわるとは、後頭部を支えないでも首がぐらつかないことで、医学用語では定頸(ていけい)といいます。首がすわれば縦抱きができるようになり ...

院長コラム

インフルエンザワクチンの大幅遅れと対応

2017/10/10  

 今年はインフルエンザワクチンの製造、流通が遅れている。そのためワクチン接種の予定がいまだに立てられず、困った状況だ。厚生労働省の発表によると、今年のインフルエンザワクチン製造量は昨年より250万本以 ...

ミニ知識

No.179 腸管出血性大腸菌感染症

2017/9/2  

 大腸菌は健康な人の腸内に存在し、病気を起こしません。しかし腸炎の原因となる大腸菌があり、病原性大腸菌といわれています。その中にベロ毒素を産生する腸管出血性大腸菌があります。代表がO157(オーイチコ ...

院長コラム

寒暖差はアレルギーになるか

2017/9/2  

 外来で、乳幼児連れのお母さん方から寒暖差アレルギーという言葉を聞くことがある。気温の変化で鼻水が出ることを指しているようだが、果たしてそのようなアレルギーがあるのだろうか。  異物を排除しようとする ...

ミニ知識

No.178 脱水症

2017/7/2  

 脱水症は体の水分が減少したことをいいます。実際には水分だけでなく、ナトリウムなどの電解質も失われています。  小児では成人と比べて、体に対する水分の占める割合が大きい(新生児では約8割、年齢とともに ...

院長コラム

溶連菌感染症の流行

2017/7/2  

 溶連菌(ようれんきん)という細菌をご存じだろうか。A群溶血性連鎖球菌を略したものだが、小児科ではとてもポピュラーな細菌だ。主に咽頭炎や扁桃炎の原因菌で、まれに伝染性膿痂疹(とびひ)など皮膚の感染症を ...

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